レビュー

超薄型ツールワゴンでノートパソコンの机横収納スペースを作る

ラップトップPCを閉じたままハブに接続して、ケーブル一本でディスプレイその他のデバイスを接続する時、どこに置くか悩んだことはないだろうか。一般的にこのPCの使い方はクラムシェル運用という。今回考慮したのは以下の事項。

  • 通気性(排熱性)
  • 面積(安全性)
  • 電源・接続ケーブルとの距離
  • インテリア的な見栄え
ケーブル1本でクラムシェル運用ができるが、設置場所が問題。

今回は、机の横にキッチンワゴンを転用して設置することでサーフェスPCを閉じたまま運用するための場所を構築したので、紹介する。同じように、ノートPCを閉じたまま置ける棚を探している人は参考にしてほしい。

薄型キッチンワゴンはノートPCの置き場に最適

今回購入したのは、mottole(モットル)のキッチンワゴンMTL-S014だ。これは、幅が10.5cmという圧倒的に薄い棚で、机の隣の僅かな隙間にピッタリ収まってしまう。狭い賃貸では机の横に通常のキッチンワゴンやツールワゴンを置いたりするような場所がなかったので、問題が解決して非常に満足している。

BEFORE
AFTER

ワゴン購入時の問題点

届く前から分かってはいたが、問題点として色と細部のデザインが少し部屋に合わないところがあった。そもそも購入時の選択肢として、黒の本体と濃ブラウンか白の本体と薄ブラウンのどちらかのラインナップしかなかった。

また、画像にある通り側面の部分がホッチキスのように謎の構造をしており、側面から見たデザインがあまりかっこよくなかった。これは本来の使用用途が台所の隙間にキッチンワゴンとして収納をするためのものだったので、メーカーとしてあまり意識していなかったからだと推測される。

プリント合板の色は安っぽく、ネットカフェのようだ。
横から見たデザインがスチールラックのような無骨さ

欠点を改善するためのDIY

安っぽい天板はネットで探した木材加工業者にオーダーした。構成は以下の通り。長さはあと2㎜長い方がよかったので、全く同じ商品を買ってオーダーまでしたい人は長さ457㎜で注文してほしい。

https://mokumokumarket.com

[商品名]無垢板ホワイトオーク
3296 * 1 = 3296円
[オプション]長さ 455mm
[オプション]幅 107mm
[オプション]厚さ 15mm
[オプション]塗装 ウレタン着色塗装 全艶消 全面塗装 ライトブラウン

商品代金計: 3,296円
送料: 1,650円

合計金額: 4,946円

穴は元々ついていた天板を貫通させて同じ位置に開けた。
パーツの付け替えは手回しドライバーが良い。

側面のボコボコは、100均の黒いマスキングテープを貼ることにした。無骨なツヤありの黒い部分はツヤ消しのマスキングテープで隠したら高級感が少し出てきた。

木目が少し目立つが、周りの家具と調和している。
ツヤのある側面が消え、目立たないようになっている。

最後にまだ、足の部分のナットが塗装なしのシルバーなので、タミヤカラーで塗りたいと思うので、今後進展があったら紹介する。

机の横の収納はものすごく便利

商品の欠点を補完したことで、当初の問題点は全て解決した。

  • 通気性(排熱性)
  • 面積(安全性)
  • 電源・接続ケーブルとの距離
  • インテリア的な見栄え

今回紹介した棚を探すためにいろいろなリサーチをした。家に置く家具を探すのに一番初めに探すのは無印良品で、その後はGoogle画像検索、Amazonの検索と続いていく。

mottoleの薄型キッチンワゴンMTL-S014に行きつくまで3時間くらいかかったと思う。私と同じようにノートPCの置き場に悩んでいる人はぜひとも同じようなアプローチで試してほしい。

キッチンワゴンを買った人がいたらぜひともコメントを!

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