はじめに
現在婚活中のガリバーです。
東京都の婚活支援事業の「AIマッチングシステム」は、サービス開始以来ずっと令和6年夏から本格始動といわれてきましたが、細かい日程などはずっと不明なままでした。しかし、運営事務局からマッチングアプリの本格始動(有料化)の時期についてお知らせがありました。
この記事では、本格始動の時期と実際に利用しているユーザーとしての見解を踏まえた内容をお伝えします。
先行利用申し込み終了のお知らせ
東京都のAIマッチングシステムを先行利用者として使っています。この婚活支援サービスは現在プレオープン期間中で、本格始動前の状態とされています。そのため、2024年8月現在は無料で利用できています。
今年の1月頃から東京都のAIマッチングアプリを使っていますが、2024/08/28 (水) 14時ごろ、残念なお知らせが入ってきました。
東京都では、婚活を始める「最初の一歩」として、初めての方でも安心して利用いただけるよう、
「TOKYOふたりSTORY AIマッチングシステム」の先行利用を開始し、
東京都の交流イベントに申し込まれた方等に利用いただいています。
AIマッチングシステム本格稼働に向け、先行利用の申込みは令和6年9月5日(木曜日)で終了いたします。
本格稼働後は有料化を検討していますが、先行利用者の皆様には11月30日(土曜日)まで無料でご利用いただける予定です。
この機会に是非お申し込みください。
つまり、無料で婚活支援サービスを受けるための先行利用コードが使えるのが2024年9月5日までということです。
まだ入会していない方は、9月5日までに登録しておきましょう。
それまでに入会すれば、9月・10月・11月の約3か月間は無料で使えることになります。
おそらく9月5日以降に入会する方は有料になるのではないでしょうか?
現在既に入会済みの方や9月5日までに入会した方は、引き続き2024年11月30日まで無料で使うことができます。
本格始動開始後に想定されること
有料化
今までは先行利用コードを持っている人に限定で無料でサービスが利用できるようになっていましたが、本格始動後は先行利用者も新規入会者も有料でサービスを使うことになります。
有料化すると、金額は年間で1万6000円になるのではないかと予想されます。この金額の予想は、今回の「TOKYOふたりSTORY AIマッチングシステム」の運営会社タメニーが埼玉県で運営している同様の婚活支援サービスの価格を参考にしています。
利用者数の減少(短期的な影響)
先行利用者としてAIマッチングシステムを使っている人の中には、有料化したら退会するという声も少なからずあります。
有料化すると前述のように、1万6000円になると考えられるのですが、この金額は国内ユーザー数トップのマッチングアプリの男性向け年間プランに相当する金額です。おそらくですが、男女両方に同じ金額がかかるようになるのではないでしょうか。
そうなると、女性の場合はマッチングアプリを利用する時はほとんどのサービスが無料なので、女性は若くて他の手段でも結婚相手を見つけられそうな人は大半が退会してしまうのではないでしょうか。
結婚相談所の入会費や月額利用料に比べたらはるかに安いですが、大半の女性は男性よりも一般的に年収が低い傾向にあるので、金額の負担感が予想以上に大きいように思われます。
AIマッチングの精度向上(長期的な影響)
「TOKYOふたりSTORY AIマッチングシステム」はAI(人工知能)を使った男女のマッチングと宣伝していますが、現状のところはシステムを利用しているユーザー数があまりにも少なすぎて、相性が良くなくても仕方が無く紹介しているようにも感じられます。
おそらくではありますが、AIといっても実はEQアセスメント(性格診断テスト)の結果をスタッフが人力で照合して紹介配信を行っているのではないかと思います。
しかし、本格始動後はユーザー数は長期的に見れば増えていき、結果的には母数が増えてマッチングの精度が上がっていくでしょう。
サービスを無料で提供している場合と、有料化して代金を受け取っている場合では、運営側とユーザーの関係は変わってきます。有料化後はマッチング精度の他にもマッチングアプリ(サイト)の使い心地も改善していくと考えられます。
TOKYOふたりSTORY AIマッチングシステムとは?
東京都のマッチングアプリについて知らない方は、下記リンクをご参照ください。
おわりに
最大級の自治体による婚活支援事業が有料化してしまうことは非常に残念ではありますが、今まで無料で利用できたことに感謝しつつ、有料化される11月末まで有効に利用していこうと思います。