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SwitchBot |スマートホーム化でできること・できないこと

スマートホームには大きく分けて2つのメリットがある。

  1. 電気代の節約 (年間~数万円)
  2. 生活リズムの改善 (遅刻防止・健康面)

非常に強くお勧めできるので、ぜひとも導入を視野に入れて検討してみてほしい。

スマートホーム化でできること

家電操作の自動化

平日の朝、起きるのに苦労することはないだろうか。

家電をスマートホームに対応させれば、これらの問題を解決することができるようになる。

  • 6時45分にエアコンが作動する
  • 7時に照明が全灯、カーテンが開き、朝のニュース番組が流れる
  • 8時にテレビが消え、エアコンが停止する
  • 8時10分に照明が消灯、カーテンが閉まる

体内時計の調整に光や音の刺激はものすごく重要だ。まず、エアコンで室内が適温になっていることで特に冬にお布団から出られない現象を防ぐことができる。

次にカーテンが自動的に開くことで太陽光が部屋に入り、朝の民放ニュースの騒がしい音で目が覚める。

外出時には全てのデバイスが自動でオフになり、何も気にせず家を出られる。

SwitchBot カーテン
カーテンの裏の「SwitchBot カーテン」照度センサーもついている。

家電の音声操作

アレクサやGoogle Home, Siri (Home POD)を使えば、声で呼びかけるだけで照明を消したり、テレビをつけたりできるようになる。

例えば、外出するときに玄関で照明を消し忘れたことに気付いた経験はないだろうか。そんなときはわざわざはいた靴の紐をほどいてリビングに行く必要はなく、

「アレクサ、(リビングの)電気を消して」

と呪文を唱えるだけで電気を消してくれる。

家電の遠隔操作

外出した後で照明やエアコンを点けっぱなしで家を出てしまったことを後悔することはないだろうか。

そんな時は、スマホのアプリ「Sweitch Bot」を開いて操作することで外出先から照明やエアコンの「切」スイッチを押すだけ

スマホアプリからネット回線を通じて遠隔操作でスイッチの操作ができてしまう。

スマート電球
電球自体に通信機器が組み込まれた「スイッチボット(SwitchBot)LED電球」

一つの共通リモコンでの操作

夜寝る前にベッドで電気を消し忘れたりしてせっかく寝ようと思っていたのに面倒だと思ったことはないだろうか?結局消しに行くのが嫌で電気が点けっぱなしに...

スマートホーム家電を操作するときは、わざわざ声を出して音声アシスタントにお願いするか、スマホのロックを解除してアプリを開き、電源ボタンを押さなければならない。

そんな時に役に立つのが、「SwitchBot リモートボタン」だ。

寝る前に手元のワイヤレススイッチを押すだけで、全ての照明や連携機器の電源を切ることができる。

スマートホーム化でできないこと

赤外線で操作した機器の状況把握

あくまでも Switch Bot はリモコンと同じ波長の電波を流して家電を操作するだけで、操作した家電の電源が付いているか消えているかや、どの程度の光量・音量かなどが全く分からない。

だから、外出先から今テレビの電源が付いてるとか、部屋の照明がついているかとかは全く把握することができない。

もちろん、Wi-Fiで接続する Switch Bot 製品であれば、例えば、スマート電球であれば今明かりがついているかやどの程度の光量か把握できる。

なぜこれが発生するのかというと、SwitchBotの最大の欠点だが、赤外線リモコン機能ではアプリケーションの動作不良により機器が正常に操作できないケースが発生するということだ。(体感で2~3%)

どうしても部屋の電気が消せたか心配な場合は、「SwitchBot 300万画素 見守りカメラ」を使えば室内の電気がちゃんと消せているかとかエアコンの送風口を見たりして確認できる。

祝日などの状況に合わせた動作

基本的に土日か平日かで合わせて自動操作を設定しているので、祝日の昼に外出もしていないのに自動でカーテンが閉まったり、電気が消えてしまったりする。

また、急遽在宅ワークに切り替えたときにスイッチボットの機器はそんなことを理解しておらずタイマーで時間がきたら自動で家具を操作しているだけなので、外出時の設定になってしまう。

これは単にソフトウェアの欠陥で、祝日に動作しないようにカレンダーと連携すれば簡単な話だが、技術がまだそこまで発展していないだけでAIが発達すれば解決するような時間の問題だと思う。

SwitchBot スマートリモコン ハブ2
赤外線リモコンで動く機器やSwitchBot製品をWi-Fiで操作できる「SwitchBot スマートリモコン ハブ2」

非対応家電との連携

まず、リモコンのない家電の操作は難しい。赤外線リモコンの操作がメインでとなっているため、ボタンだけのコーヒーメーカーなどとの連携がやや困難だ。

一応、ボタンを押してくれる機器もあるが、押すだけの操作でない場合に操作ができないことがある。

また、例えば私が持っているシャープの空気清浄機は独自規格アプリ「COCOLO AIR」からの操作でしか細かい操作ができないようになっている。

あとは、コンセントハブ自体を制御する「SwitchBot スマートプラグ」があるので、コンセントだけでオンオフするスタンドライトとかは対応が可能だ。

最安8,000円で賃貸や古い物件も簡単に

多くの人はスマートホームについて勘違いをしているところはないだろうか。スマートホーム化ができるのは新築の物件だけで、賃貸古い物件には向いていないのではないかと。

2018年~2021年ごろにスマートホーム化の流れがあったが、当時はスマートホームの市場の覇権争いが起こっており、プラットフォーム(基準となる規格)の乱立により混乱が発生していた。当時導入を断念した人も多いだろう。

しかし今ではスマートホーム化はすごく簡単で、対応製品をいくつか買うだけで実現できてしまう。

SwitchBotは様々な機器を販売しているメーカーで、アレクサやGoogle Home,AppleのHOMEPODなどとの連携も得意としている点が強みだ。

まとめ

いままでの人生でこれほどまでに気楽に朝起きられるようになるとは思わなかった。人間はやはり自分の意思ではなく、環境によって左右されるということが体感できた。

人生のクオリティを上げるための投資として、スマートホーム化をスモールスタートでも良いので検討してみてはいかがだろうか。

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